IPoEと、SLAAC/RA-UntangleではIPoEーIPv6について

ネットワーク

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Untangleを利用して、IPv6接続をやろうと試みました。
日本のIPoE形式で接続したいと考えています。これは悪戦苦闘した結果、UntangleはIPoe方式に対応していないという事が分かりました。

Untangle IPv6接続

Untngleは

SLAAC

IPv6アドレスを生成する方法

RA

ルーターアドバタイズメント(RA:Router Advertisement)
IPv6対応ルーターが、RSに対する応答をする際に用います。同リンクの全ノード宛てのマルチキャストアドレス「FF02::1」に向けて送信します。

に対応しています。

untangle01.jpg

untangle02.jpg

IPoE IPv6

NTTフレッツのNGN網でのIPv6接続はIPoE方式と言われます。

IPoE
IPoEは「IP over Ethernet」の略で、企業内のLANなどと同じやり方で直接インターネットに接続する方式

Wikiより

DHCPv6-PDによりNGNからHGWに対しVNEの /48 プレフィックスだけが払い出され、HGWからカスタマLAN内に /64 のプレフィックスが広告(RA)される。

IPoEは、DHCPv6-PDによりIPアドレスの払い出しが行われる

惑わす記述

  • IPv6アドレスは半固定(NTT局舎工事等でプレフィックスが変更になる場合があります)、ひかり電話をご契約の場合/56(DHCPv6-PD方式)、ひかり電話のご契約が無い場合は/64(RA方式)での割り当てになります。

フレッツ 光ネクストでインターネット接続(IPv6 IPoE)を使用するには、以下のようなIPv6の設定が必要です。
なお、ひかり電話を契約していない場合(RAプロキシ)としている場合(DHCPv6-PD)で設定が違うので、ひかり電話の契約を確認して下さい。

RAなのか、DHCPv6なのか迷わす記述だが、フレッツ網を利用するIPv6はDHCPv6という記述の方が圧倒的に多い。

IIJ

ascii

アライド

ルーターのWAN側インターフェースでDHCPv6クライアントを動作させ、DHCPv6でDNSサーバーアドレスを取得します。

いずれにしろ、日本のISPでは、DHCPv6方式を利用してIPv6を提供している事が濃厚。

MEC光は?

MEC光の特徴
【 DS-Lite対応ルータを利用する場合 】
excite MEC光 接続プラン TYPE-Dは、設定不要で簡単にご利用いただけます。
IPv6対応サイトもIPv4のみしか対応していないWEBサイトも、excite MEC光 接続プラン TYPE-Dで快適にご利用いただくことが可能です。

【 DS-Lite対応ルータを利用しない場合 】
・IPv6対応WEBサイト
excite MEC光 接続プラン TYPE-Dは「IPv6 IPoE接続」を提供するサービスなので、
IPv6に対応しているWEBサイトは設定不要でご利用いただけます。

特に探しても、IPアドレスをどのように払い出すかは見つけられませんでした。

IPv6アドレスはどこから?

MEC光はIPv6の払い出しをしているのか?

NGN網接続はNTTからでしょう。フレッツ・V6オプションを利用する事で、IPv6アドレスも払い出されるようになります。

では、プロバイダと接続する時は?特にフレッツ網のV6オプションを申し込んで、プロバイダと接続する時には、NTTが払い出したIPv6アドレスを利用しているのだろうと予測しています。

なので、NTTがSLAACに対応しているかどうかでUntangleの自動IP取得ができるか?にかかるのではないかと考えるわけです。現在Untangle + MEC光(フレッツ・v6オプション)でIPv6アドレスが自動取得できない状況と合わせて考えると、NTTのIPあドレス払い出し方法は、DHCPv6であり、SLAACには対応していないものと考えます。

IPv6 IPoE(DHCPv6-PD)接続設定

Century System

NTT東日本/西日本が提供するフレッツ光ネクスト回線でIPv6 IPoEによるインターネット接続は、DHCPv6-PD

自動でIPv6を取得する方法は以下の三種類

  • RA+ステートレスDHCPv6
  • ステートフルDHCPv6
  • RFC 6106で定義されたRA(SLAAC/RDNSS)

で、NTTで採用されているのは上記2つめまで、RA(SLAAC/RDNSS)に対応していないのだと思います。

このRAという表記が惑わせます。RA(SLAAC/RDNSS)と書かれると、SLAACを包括するのか?と思ってしましますが、

RA (Router Advertisement; ルータ広告)とは、 IPv6アドレスの自動設定を行う機能(Stateless Address Autoconfiguration, SLAAC)(*1)の一部分で、 RFC4862で標準化されています。

SLAACの機能の一部と考えた方がよさそうです。

Untangle IPv6アドレス対応

IPv6対応しているとなっているのだが、

Phase 1 – IPv6 Passthrough
Phase 2 – IPv6 Configuration

DHCPv6には対応していますか?

現在対応予定はありません。

と、この記載より、DHCPv6からのIPアドレス取得はできない模様。

Androidと同じか?

AndroidがDHCPv6を実装しておらずRFC 6106によるキャッシュDNSサーバ情報通知を必要としているという点です。

まとめ

IPv6の世界は、かなり混とんとしています。整理されていない。これではユーザがとても使いづらいので、今後淘汰整理されていくか、ルータ側である程度技術差を吸収していくものと思います。

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